15,000円と聞いて『いや、結構あるじゃん』と思った方はどれくらいいるだろうか。
昨日のブログでも書いたけど、生きるだけならどうとでもなる金額だ。
しかし、今日は飲み会が入っている。
正確に言うとお祝いだ。
お世話になった先輩ということもあって、ボクも参加することになっている。
普通なら飲み会は行かない。
お酒は飲めないし、人間関係、上下関係がもろに表に出る飲み会だし
なにより手持ちのお金が少ない。
本当はこの飲み会はお金を出す予定じゃなかった。
ボクはいわば人数合わせ。
飲み会での立ち回りや主役を引き立てる方法は社会人の新人時代に身につけている。
だからこそ主催側は都合が良いんだろう。
当たり障りなく、それでいて場も壊さない。それがボクなのだ。
お金を出さなくて良かったはずといったのは
いつもこういった場にボクを招集したら、必ずと言っていいほどお金を出してくれる先輩がいたからだ。
今回の飲み会もその先輩に誘われてOKしていたのだ。
だけど昨日、急遽先輩が来れないということを伝えられた。
でも予約や人数の調整などはもう終わっている状態。
1人は抜けても、2人抜けるとさすがに話が違ってくるのが飲み会だ。
これはまずいことになった。
1次会で終わるならまだ傷は浅くて済むだろう。
でもたぶん3次会までいくことになる。
世間は忘年会シーズンだ。
このお祝いも、そのメンバーでの忘年会という趣旨もある程度兼ねていると思う。
1次会で終わりなんて生易しいものではない。
なによりボクは”お祝いする”立場。
普通なら身銭を切って祝うのが当たり前だと思うし、
そう考えると『無傷で生還』は絶望的だろう。。。
生き残るルートがあるとすれば
”周りは全員年上”ということだろうか。
徹頭徹尾、”後輩”という立場で立ち回ればワンチャンあるかもしれない。
店への誘導、上着を預かる、飲み物の注文、先輩の席に張り付いて話を聴く、靴出し、2次会3次会の調整、誘導。
ここまでやれば『いやここは出すよ』と言ってくれる人がたぶんいるはずだ。。
3次会まで行くとして、3回分その『いやここは出すよ』を発生させないといけないのは至難の業かもしれないが。
あとは財布の中に5000円だけ入れていく。
傷を負っても5000円という状況にして、一撃必殺を避ける狙いだ。
うっかりお金を入れ忘れたうっかり八兵衛を装うのだ。
もっというとキャッシュカードも忘れたことにして、万全を期して臨もうじゃないか。
さあ、そろそろ定時だ。
今日も長い一日になりそうだ。
ノーダメージで家に帰れますように。。