やってしまいました。
3月5日から開始した500ドルチャレンジ
500ドル+50ドルからスタートしたこの挑戦。
昨日の3月10日までで788ドルまで到達していました。
そう、到達していたんです。
今日の午前中。
あろうことかスマホからオンラインカジノをしてしまいました。
パソコンからしかやらないルールを作っておきながら・・
今考えると、ここからすでにおかしかったのかもしれません。
バカラ第一発目。
ボクはいつも資金の1%を賭けるようにしています。
今日もそれでベットしたつもりだったのですが・・
なんと持っていたのは25ドルチップ。
1ドルチップを持っていると思っていたボクは
ベットの締めきり間近で7連打。
気づいたときにはもう遅かったです。
そして、案の定負けました。
毎日4%の利益を出すことを目標にしているボクにとって
175ドルは計り知れないくらいの額。
でも落ち込むと同時に、次のベットをしていました。
こうなるともう止まらなくなります。
どうしても取り返したかったからです。
そういえばプロスペクト理論というのを聞いたことがあります。
「人は手に入れるお金にはそこまで関心がないけど、減るお金にはとても執着がある」
例えば、カジノで120万円勝っていて、あと20万円負けたら終わろうと考えている人がいるとします。
しかし実際に20万円負けてしまうと、120万円に戻したいと考えるのが人間だということらしいです。
100万円勝っているのにです。
そして運よく120万円にまで戻しても、また20万円まで負けるまで続けよう。
と考えてしまうそうです。
ていうか、このたとえ話の人の心理状況ってものすごくボクわかるんですよね。。
他にもいろいろと難しい説明があるみたいですが、プロスペクト理論とはだいたいこういうことらしいです。
ボクは今回、175ドルを一瞬にして失ってしまいました。
それを取り戻そうとアツくなってしまったんです。
で、結局キズをを270ドルまで広げてしまいました。
いつもコツコツを賭けつづけているボクにとって、損切りする1番いいタイミングだったのはどこだったんでしょうか。
そしてもし、1発目で175ドル勝ってたらどうでしょうか。
『あー、間違えてよかった!』になっていたはずです。
まったくもって・・・
いったいいつまでこんなことを続けるんでしょうかね。
禁ギャンブルをしているといっても、これじゃ意味がありません。
コツコツをするというのはルールを絶対厳守しないと成り立ちません。
バカラ1回1回の当たりハズレは運でしょうけど
自分の手を離れたところでルールを無視した賭けをし始めたら、すべてを失うことになります。
今回、大損害をくらったボクですが
唯一ほめるべきところは”すべて溶かさなかった”というところです。
以前のボクなら、すべてなくなるか、取り返すまで続けていたと思います。
今回の500ドルチャレンジはいただいたお金でスタートしているということも1つの要因だと思いますが、
過去の全溶かしの苦い経験がボクのブレーキを踏んでくれたんだなと思います。
残った残高は422ドル。
今日だけで約-45%になってしまいました。
毎日4%を利益として出せたとしても、もと通りになるまで10日くらいかかる計算。。
これは禊です。
自分の迂闊さ、忍耐のなさを、残高がもと通りになるまでしっかり見つめなおしたいと思います。
本当に、そもそもスマホでやらなければこんなことにはなっていなかったはずです。
資金管理というのは賭ける額だけじゃない
残高にある額を、いかにルールをもとに守っていくのか、ということも資金管理なのだなと思いました。